資金の話①

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今朝は一気に冷え込み、
雪もちらつき、冬到来ですね!

我が家の子供たちはいつスキーできるの?
と待ちわびています。

気温が低く、風邪やインフルエンザも
多くなる時期ですので、体調を十分にお気をつけ下さい。



さて、今回のテーマは、資金の話①
【 年収に対しての借入金の目安を知って、
豊かな暮らしをキープ! 】
についてです。



「さぁ、家を建てるぞ!」



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あなたにとって、一生に一度の買い物です。
もちろん、だれもが失敗したくないことでしょう。
では、失敗しないために何をすればよいのでしょうか?



家を建てるといっても、土地、建物、ローン、
登記等の手続きなど、次から次へと壁に突き当たります。



壁を越えられなければ、行き詰ってしまいますし、
無理やり越えようとすると、
無駄なお金を払うことにもなりかねません。

まずは、以下のチェック項目ごとに、
壁をクリアしていきましょう。



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1.保険の見直し

2.資金計画

3.諸費用の計算

4.誰に家づくりを任せるか決める

5.パートナー(業者)と一緒に土地選び

6.住宅ローン選び

7.火災保険選び

8.引き渡し、引っ越し


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1.保険の見直しについて
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住宅ローンは30年や35年といった
長い返済期間を設けることができます。
これが現実をみえなくさせるマジックなのです。

ある若い夫婦が、家づくりの勉強をしようということで、
住宅展示場にやってきました。

創りこまれた展示場を見て回っているうちに、
簡単に同じような家が建てられるような
錯覚に陥ることがあります。
収入に対してめいっぱいのローンを組んで、
35年で返済していけば大丈夫、だと。



これは、住宅展示場マジックです(笑)



ライフプランをきちんと計画していくと、
毎月数万円~十数万円の返済が
とてもシビアなものだということがわかります。

ローンを組んでから見直すのでは遅いのです。
前置きが長くなりましたが、まずは、
無駄な支出は一切なくす覚悟で、
保険を丁寧に一つ一つ見直すことが
家づくりの第一歩ともいえるのです。




2.資金計画
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資金とはいっても、建物にはいくらかけられるのでしょうか。 

  資金(予算) × 約15% = 諸費用 

としてかかってきます。



結果、


  資金(予算)- 諸費用 = 土地と建物にまわせるお金 

となります。



借入額を決めるうえでのポイントは、
年収を 税込ではなく、手取りで 考えることです。



年収の手取り額に対する余裕をもった返済額(/年)の目安は、

  5分の1以下!



いくら借りられるかな~と、銀行のローンシミュレーターに任せると、
ほとんどの場合、分母が税込金額になり、
もっと借りられるような錯覚を引き起こします。
ローンが増えると、諸費用や固定資産税額もアップしてしまいます。
それでは、具体例を紹介しましょう。



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◎世帯主30歳

・年収手取り350万円

・35年返済

・頭金150万円

・親からの援助150万円 ・・・の場合

マイホーム購入予算は・・・最大2149万円

予算いっぱいで新築を建てる場合の諸費用は 
322.4万円 ほどかかるので、
土地と建物に回せる金額は 1826.6万円




比較のための具体例パートⅡです↓↓↓

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◎世帯主30歳

・年収手取り400万円

・35年返済

・頭金300万円

・親からの援助150万円 ・・・の場合

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マイホーム購入予算は・・・最大2606万円

予算いっぱいで新築を建てる場合の諸費用は 
390.9万円 ほどかかるので、
土地と建物に回せる金額は 2215.1万円

・・・さらに踏み込んでみましょう。



この人の税込収入が、
例えば 500万円 頭金・援助なし だったとしましょう。

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税込年収 500万円

地方銀行で 2600万円 借入

変動金利0.775%(元利均等)、ボーナス返済なし

毎月の返済額 70,699円 
→ 年間返済額 848,388円

銀行関係の諸費用 742,364円

返済額の年収(税込)に占める割合 → 16%

手取り400万円で計算すると・・・→ 実は 21.2% 

目安の5分の1を超えてしまっているのです。

この人も、貯金プラス親からの援助が合計450万円あり、
借入金額が2150万円ならば・・・

毎月の返済額 58,463円 
→ 年間返済額 701,556円

返済額の年収(手取り)に占める割合 
→ 17% となり、1/5以下クリア!!

・・・ローンを返済しながらも豊かな暮らしがキープできるかは、
資金計画できまるといってもいいでしょう。

年返済が収入(←しつこいですがもちろん手取り)の
1/5になるようにしっかりと資金計画をたてていきましょう。



次に、

※ 4.と5.の順番のポイント についてお話します。



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① 住宅ローンの手続き2回になるパターン

5.土地選び 
 
 → 4.建築パートナー選び 

 → 6.住宅ローン選び



② 住宅ローンの手続き1回で済むパターン

 4.建築パートナー選び 
 
 → 5.土地をパートナーと一緒に選ぶ
 
 → 6.住宅ローン選び



と、こんなところでも無駄な諸費用を払わない工夫ができるのです。
ベルズハウジングでは、土地の相談をこんな理由からも承っています。

まずは相談!

そして学んで、無駄なお金をかけず、
理想のマイホームを手に入れましょう。






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