実家のような寒い家にしてしまわないための5つのポイントとは?

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やっと山形も冬らしくなってきましたね。
しかし、今年は暖冬で雪が降っても、
次の日は雨という天気。
これで今年は終わってしまうのか不安になります。

先日、子供たちとスキー場に行ったときは、
まだ雪が少なく、所々ブッシュが出ていたりもしましたが、
ようやく雪が積もって滑れるようになったようです。

きのうの蔵王は前日に積もった雪と青空で
とても綺麗に見えました。

思わず、「キレイだ・・・」
と言ってしまうほどでした(笑)
 



さて、今日の【スッキリ暮らす】
のテーマは、
「実家のような寒い家にしてしまわないための
5つのポイントとは?」
です。
 


父:「あっ!ちょっとお願いがあるんだけど・・・
寝室に行って暖房つけてきてー」

娘「えーーー!?寒いし、
2階上がるのめんどくさいよー。
んーでも、死ぬほど寒いの嫌だし、
やっぱつけてくるー」
 


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やっと冬らしく、雪と寒さも出てきましたね。
お正月休みに実家に帰省した方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

そこで私が感じる実家の極寒さ。
そして、暖房前の寝室の寒さは、
おそらく、ほぼ外と変わらない温度。
(体感温度ですが・・・)


言うなれば、一度布団に入れば、
たとえトイレに行きたくなったとしても、
我慢して寝てしまおうと思って
しまうくらいのレベルです・・・


ですから、キンキンに冷えた寝室を
毎度、寝る1時間くらい前から、
ガンガンに暖房を付け、暖かくしておかなければ、
とてもじゃないけど就寝できたものではありません・・・


もちろんそんな家なので、
暖房を消して朝起きた時には、
外の気温並みの寒さに逆戻りしてしまっており、
目が覚めても、なかなか布団から出られない・・・
なんてことになってしまっているわけですが、
こんな家になってしまったのには、
3つの理由があります。
 



その1:断熱性能が悪い

まず、1つ目の要因は、
"断熱性能が悪い"ということです。
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お恥ずかしい話、約25年前に購入した実家は、
現在弊社で建てている家とは、
断熱性能に雲泥の差があります。

使用する断熱材や断熱性能が悪い場合、
室内が、外気の影響を受けやすくなってしまうし、
室内で暖めた空気が外に逃げやすくもなってしまいます。

となると、そもそも家の中の温度が低くなってしまうし、
暖房の効きが悪くなってしまうため、
なかなか家の中が暖まらなくなってしまいます。

また、暖房をとめてしまうと、
あっという間に家の中が寒くなってしまうし、
底冷えから来る足元の冷えもハンパありません・・・

その結果、家の中なのに、
フリースや上着を着ておかないといけなくなったり、
スリッパなしじゃ暮らせなくなったり、
暖房にかかる電気代が膨大な金額になってしまいます、
 


その2:2階に全ての個室を作ってしまっている
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寝室はもちろんのこと、
子供部屋も全て2階に配置した間取りが、
近年では定番化してしまっています。

間取りも深く考えずに、当たり前のように
そうしてしまったのそうですが、
上下階で完全に生活スペースが分離されると。
寝る時しか使わない寝室や子供部屋が、
暖かくなることはありません。

そして、これはたとえ断熱性能を高くしたとしても、
それだけで、全ての部屋が、
いつも快適になるわけではありません。
 



その3:廊下で分離されてしまっている
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実家は、全ての部屋が廊下から出入りするようになっています。
また、階段もリビングではなく廊下にあります。
(廊下の面積を数えてみると、なんと!?
8.5畳もありました...)

その結果、廊下に空気が漏れるのを嫌い、
どの部屋も必ずドアを閉めてしまうようになります。
そして、家の中に温度差がたくさんできることになります。

暖房しているリビングは、それなりに暖かくても、
廊下やトイレは、外のような冷たい空気が滞留しています。


洗面脱衣室では一瞬で服を脱ぎ、
シャワーを出しっ放しにして暖めたお風呂場に、
5秒以内に入らなければ心臓が止まりそうな気がします。
(これがヒートショックの原因です)
さらに、寝室はというと・・・先ほどのような状況です。
 


【 最低限の光熱費で快適に暮らすために必要な5つの条件とは? 】

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1.断熱性能を良くする!

2.ムダに2階をつくらない!

3.廊下をつくらない!

4.あまり使わないムダな部屋をつくらない!

5.部屋をムダにひろくつくらない!

 



この5つ全てを、家づくりで取り入れることが出来れば、
家の中に温度差がない快適な家をつくりやすくなります。
ランニングコストとなる電気代を必要最低限に抑えながらです。


また、2~4を意識していただくことで、
家の面積を抑えられることも出来るようになるので、
イニシャルコストとなる建築費用も
必要最低限に圧縮することが出来るようになり、
家づくりの予算が減れば、
ローンで支払う金利も圧縮することが出来るようになります。


さらには、敷地が許す限り、
1階に全ての部屋を配慮するようにしておけば、
30年後にムダな増築をする必要もなくなるので、
将来予想されるランニングコストをも
抑えることが出来るようになります。

以上のように、この5つのポイントを、
しっかりと抑えながら家づくりをする事が出来れば、
ただ単に快適に暮らすことが出来るようになるだけではなく、
家に対する負担を減らすことが出来るようになるので、
金銭的にも豊かに暮らすことが出来るようになります。


ですから、
この時期、まるで実家で過ごしているかのような
我慢我慢の暮らしにならないようにするためにも、
これからの家づくりされるあなたは、
この5つのポイントを意識しながら
家づくりをしていっていただければと思います。

 


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1月の暮らし 2020 ②

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1月の後半にきてやっと山形の冬らしい
景色になりましたね。

まだまだ例年に比べてかなり雪が
少ない状態で、嬉しい方も困る方も
いらっしゃると思います。

山形の四季のハッキリしているところが、
山形のいいところでもあるので、
この冬でしか味わえないことを
行いながら楽しみたいですね!

写真は会社裏に来るカモシカさん。
定期的に遊びに来てくれるんですよ♪
愛着がわいて「カモシカさん来たよー!」と
子供たちも毎回喜んで見ています。




さて、今回も【1月の暮らし】
をテーマにご紹介します♪




【 家での新年会を楽しもう 】
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年末は忘年会やクリスマスイベントで外食が
続いたかもしれません。
新年会はぜひ家で、リラックスした
雰囲気で楽しみましょう。

1月15日の小正月の別名は「女正月」。
おせち料理を作ったり、お正月の間に
お客様を迎えて接待したりと、
働き通しだった昔の女性たちが
やっと一息つける日だったそうです。

テーブルを囲んでお鍋を食べながら、
女子会や、仲のよい友達とのんびりした時間を
過ごし、年末年始の疲れを癒すのもいいでしょう。



【 年の初めこそ、家を整えよう 】
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12月の大掃除が終わってホッとしたのもつかの間、
いつの間にか休暇中にモノが増えていませんか?

いただきものや年明けセールで新たに買ったもの。
長い休みの間に過ごしたリビングやダイニングにも、
モノが集まってきているのでは。

休暇明けに一度、家の中を軽く整えましょう。
出しっぱなしのものを片付け、
お正月アイテムをきちんとしまって、
本棚やオープン棚もさっと整え、
テーブルの上に置いてあるものを定位置に。

定期的に「整える」習慣をつければ、
今年もすっきりした状態を保てるはずです。



【 トレンドカラーを取り入れてみよう 】
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https://www.pantone-store.jp/coy2020/index.html
パントン社から発表された2020年の流行色に選ばれたのは、
夕暮れの空を連想させるクラシックブルー

パントン社は「人々がテクノロジーの発展を背景に、
信用と信頼を必要とする時代を生きていく上で、
クラシックブルーは落ち着き、信頼、つながりを
もたらす安心感を与え、心を開いて会話をしようとする
意欲をかき立てる色」と定義しています。

シンプルさの中にエレガントさを持つ
時代を超越した永続的な色合いです。


壁を塗り替える予定があるなら、今年ぜひ、
この色を試してみませんか?
お部屋のアクセントに取り入れるのも可愛く、
寝室などにもよく合う色です。

もちろん壁だけではなく、アクセントカラーとして
ファブリックや小物類に取り入れるのも素敵です。



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