平屋に広い土地は必要ない!

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毎日雨続きで梅雨真っただ中の今は、
家の中が湿気でムシムシ...
外に干しても乾かないので、
部屋干ししたりするとさらにムシムシしますよね。

湿気でどんよりとしてきますが、
意識して空気を入れ替えるようにするだけで
だいぶ空気も入れ替えにもなるし、
気分も変わります。

梅雨の晴れ間を逃さず、
窓を開けて家の中の空気を循環させるように
心掛けましょう。

湿気が気になるときは、エアコンの除湿機能や
サーキュレーターなどで空気を動かすだけでも
ムシムシが解消されますよ。




さて、今回のテーマは、
【 平屋に広い土地なんて必要ない! 】についてです。
 


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家が建っていない土地だけを見ると、
自分が持っていたイメージよりも
遥かに狭く小さく感じてしまったことはありませんか?

そして、そう感じてしまったことにより、
自分たちは2階建しか建てることが出来ないと
決めつけてしまっていたり、
あるいは、平屋が建てたい方などは
もっと広い土地を探そうとしてしまっていませんか?
 


しかし、実際に土地に合わせて設計してみると、
狭い狭いと思い込んでいた土地にも、
あなたがイメージしているよりも
遥かに大きな家を建てることが出来るし、
思った以上に土地に余白が出来たりします。
 


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例えば、平屋を建てようと思えば、
多くの方が、最低でも80坪は必要で、
出来れば100坪は欲しいかな?
とお考えになります。

また、あなたが思っているのと
同じようなコトを、土地のプロである
不動産屋さんからも言われ、
さらに、建築のプロである住宅会社の
方からまで言われたとしたら、
確実にそのように思い込んでしまいますよね?
 


しかし、実際には、
50坪という広さがあれば平屋を建てることが
出来るし、土地の条件によったら40坪代の
土地でも充分平屋を建てることが出来ます。
 


もし、あなたが住みたいと思うエリアに
50坪の土地があったとします。

そして、その地域では、
1階だけで土地の広さの60%までつくっていいと、
建築基準法で決まっているとします。
 

となると、その土地には、
最大で30坪という広さの平屋を建てることが出来ます。

これを前提として、
あとは、車をとめるスペースが
どれだけ必要になるのか?

ということと、
その土地が持つ条件を考慮しながら
間取りを考えていきます。
 

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もし、あなたがとめる必要がある車が
2台でいいのだとしたら、
2台分の駐車場だけ確保して、
残りの全てを家に使えばいいだけの話だし、
あなたが必要な車の台数が3台だとしたら、
3台分の駐車場だけ確保して、
残りの全てを家に使えばいいということです。

もちろん、30坪という面積を超えない範囲で。
 


とはいえ、仮に1階だけで30坪とれるとしても、
平屋よりも2階建にした方が、
全ての部屋に採光とプライバシーの両方が
確保しやすいとしたら、無理矢理、
平屋にするというのもまた間違った考え方なので、
一概に平屋がいいというわけでもありません。
 

実に多くの方が、更地の土地を見た時、
どうしても狭く小さく感じてしまうことから、
当たり前のように2階建ありきで
家を考えようとしてしまうし、もっともっと
広い土地を求めようとしてしまいますが、
現実は、全くそんなことを考える必要はありません。
 


土地に不必要な余白をたくさんつくってしまえば、
その工事費用が余分に掛かったり、
後々、その維持管理に四苦八苦してしまう
ことになるだけです。
 

また、無駄に広い土地を買ってしまえば、
工事費用や維持管理だけじゃなく、
生涯払い続ける固定資産税をも
余分に支払わなければいけなくなります。
 


ですから、土地を決める時は、
自分たちだけで決めるのではなく、
また不動産屋さんに相談するのでもなく、
住宅会社に見てもらいそこで建てられる家を
知った上で、土地を決めるように
していただければと思います。
 


ですが、住宅会社と一口に言っても、
平屋についての正しい知識や認識を
もっていない会社には、相談しても
全く意味がないので、その点も重ねて
注意していただければと思います。


 


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