暮らしやすい間取りのために

昨日から低気圧と寒気の影響で関東甲信では
平野部でも一時、積雪があったようですね。

山梨県富士河口湖町では33cmの積雪も...。
今年の山形では今だそこまで降り積もっていない
ことがとても違和感に感じます。

先日はこの時期に子供と
自転車に乗って遊びましたが、
前なら考えられないことでした。

これからもまだ積雪の予報がでていますので、
関東甲信地方の方はお気を付けください。

 


さて、今回は・・・
【 暮らしやすい間取りのために 】についてです。
 


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当社を訪れるお客様の中でも、
住宅を新築する際に多くの方が
頭を悩ませるのが、間取りです。
そもそも、何から始めたらよいのか、
悩んでしまうようです。


間取りは、ご家族のライフスタイルの上に
成り立つものなので、間取りについて考える前に、
ご家族のライフスタイルを見つめなおして
みると良いでしょう。
 


家族の人数や年齢、生活する時間帯、
ペットの有無などによっても使いやすい
間取りは異なるため、
「これが誰にとっても1番良い間取り」
という正解はありません。


以前のブログでもご紹介しましたが、
リビングに階段を配した間取りは
「家族のコミュニケーションを取りやすい」
喜ぶ方もいらっしゃれば、逆に
「暖房効率やプライバシー性を損ねてしまう」
と敬遠される方もいらっしゃいます。


ご家族のライフスタイルを見つめなおし、
「自分の家族にとって一番良い間取り」
を作ることがベストです。
 

基本的に間取りを考える上では
、家にいる時間の長い人を優先するのが良いです。
使う時間の短い部屋などは優先順位が低く、
予算や土地の広さの都合によっては
諦める可能性も出てくるかもしれません。

では、どのようなところに
気を付けていれば良いのでしょうか?
 
 
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【 採光 】

一般的には、東西南北に適した部屋を
配置することから間取り作りは始まります。
リビングなど、たくさんの人が長時間
過ごす部屋は、南東に面した、
一日を通して気持ちの良い採光が
確保できる場所が良いと言われています。

逆に、トイレや浴室などの水廻りは、
北西の夕日が差し込む場所や採光がうまく
確保できない場所に配置するのが良いです。
 


【 風通し 】
自然の光と併せ、自然の風を取り入れられる
間取りは、気持ちよく人気が高いです。
風が通り抜けられるよう、できれば、
1つの部屋に一直線で結べる対面した位置に
窓を設置すると良いです。

また、その際に冷たい空気を取り入れる用の
低い位置の窓と、温まった熱気を逃がす用の
高い窓を作ると、外からの視線を逃がしたり、
防いだりすることにも役立ちます。

通風のための窓であれば、
小さくて価格の安い窓でも結構です。
 


【 生活動線 】

暮らしやすい住まいを作るため、
家族一人ひとりの通常の一日の動きや流れを
想定し、使う部屋とその部屋中にいる時間を
書き出して、情報を整理してみましょう。

さらに、将来的のことも考慮し、子供の成長や
増える子供・巣立つ子供、両親の介護といった、
家族構成の変化まで考えておくと、
より長い期間住みやすい暮らしを
実現できるでしょう。
 


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【 その他家電・家具や外構 】

間取りを考える際に、使用する予定の
家電・家具の寸法や配置も
考えておきましょう。
そうすることで、コンセントや照明の
位置を検討しやすくなります。

また、お庭や玄関アプローチも、
最初から考えておくことが大切です。
今は車を持っていなくても、将来的に
車を持つ予定があるか、また何台持つのか、
によって駐車場の位置を考える必要が出てきます。
 


このように、間取りを作る際は、
今の暮らしから考えていくことも必要ですし、
将来的に必要になってくるものも
考えることが大切です。


私たちがお客様と一緒に間取りを
プランニングしていく際は、
そういった今の暮らしの様子と、
将来的な予定をよくうかがって、
住み始めてからずっと快適に住み続けられる
間取りを作れるようにしています。


 


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