住宅ローンの現実

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子供たちがたのしみにしている夏休み。
例年だと、おじいちゃんやおばあちゃんの家に
遊びに行ったり、海やプールにお友達と
出かけたり、勉強や部活動を頑張る子たちも
いるでしょう。

しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で
夏休みが短縮されたり、夏休み期間中に登校日を
設けて授業をする学校もあるそうです。

遠出の旅行や外出を控える方も多いのでは...。
少しでも夏休みを楽しんでもらいたい!

そこで、8月1日・8日に
おうちで楽しめる遊びとして、工作にも使える
「コリントゲーム」をDIY WORK SHOPをやります!

親子で楽しめるものになっていますので、
ご参加お待ちしております。



さて、今回のテーマは、
【 住宅ローンの現実 】についてです。
 


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家づくりをしていく上で、
一番思慮深く考えなければいけないコトが
"お金"のことです。
 


家を建てるにあたって最初にかかってくる
様々な費用・・30年、35年という長期に
渡って支払い続けることになる住宅ローン・・

土地・建物を持つことによって必要となる
固定資産税・・

一生涯払い続けていく電気代・・

家を長期に渡って維持していくための
メンテナンス費用・・

将来必要になってくるであろう
増改築費用・・
 


ざっと考えて、家を持つことによって
こういった費用がかかってくるわけですが、
これらを支払いながら、生涯豊かに
暮らし続けていっていただくためにも、
可能な限り、総合的にこれらの費用が
抑えられるような家づくりをする必要があります。
 


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というのも、
今後の日本は高齢化が進んでいくことから、
税や社会保険などの負担がどんどん
上がっていき、給料の手取り金額が
下がっていくと言われていますし、
かつ、年金の受給金額が下がることや、
年金の受給年齢が引き上げられることが
予想されるからです。
 


そんな中、子どもたちを育てていくとなれば、
子どもたちにかかってくる負担も
年々大きくなっていきます。
 


また、不足するであろう年金を
まかなうためにも、老後資金を
コツコツと準備していく必要があります。
 


長期休みの時には、
家族そろって旅行にだって行きたいですよね?

それゆえ、家を建てることによって、
これらが犠牲になるようなことに
ならないように、自分たちにとって
無理のない予算で、家づくりを
しなければいけないということです。
 


たとえ、一生に一回しか出来ない、
夢と希望に満ちあふれた買い物で
あったとしてもです。
 


【 住宅ローンに対する認識を厳しく持つ 】
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家を建てるとなると、
ほとんどの方が住宅ローンを利用すると思います。
ですが、1つ認識しておいていただきたいことは、
住宅ローンという借金は、
ものすごく多額の利息を支払うことになる
ローンだということです。

長期間で支払うようになること、
そして期間が長ければ長いほど、
雪だるま式にどんどん利息が積み重なっていく
"複利"で利息が計算されるからです。
 


貯蓄がたくさんあるとか、
親御さんからの資金援助や土地提供があり、
住宅ローン借入を少なく出来る方であれば、
支払い年数を圧縮出来たり、
借入額を少なくすることで、
利息の支払いも比較的少なくて済むし、
選べる住宅ローンのバリエーションも
増えるのですが、もしあなたが、
自己資金も少なく(あるいはなく)、
土地から購入しなければいけないとしたら、
そもそも家づくりにかける費用を、
現実的に考えていく必要があります。
 


しかし、現実はあなたの支払い能力以上の
住宅ローン融資を受けることも出来れば、
フラット35を利用すれば、
年収の10倍近くの融資を受けることが出来たりします。
 


ましてや、夫婦共働きである場合、
その収入を合算すれば、
さらなる融資を銀行から引出すことも出来たりします。
もちろん、銀行が大丈夫という範囲でですが。
 


銀行側から見ると、
住宅ローンは、とても手堅い貸し付けです。
家という大切な資産を守るために、
何にも優先して支払いしてくれる借金だからです。
その他の費用を削ってでも、
優先して支払ってくれる借金だからです。
 


それゆえ、少々無理をしてでも、
出来るだけ希望に近い金額を融資してくれようとします。
また、会社ぐるみでお付き合いがある
住宅会社からの依頼ともなれば、
多少厳しい条件だったとしても、
なんとか融通してくれようとするものだったりします。
 


これが住宅ローンの現実です。
 


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35年、420回に分割すると、
1回1回の支払い単位で見ると、
そのアップ金額は、
あまり大したことじゃないように
感じてしまうものです。
 

それぐらいなら、なんとかなると
思ってしまい、妥協して後悔する
ぐらいならと、後のコトは深く考えず、
今のコトを優先しようとしてしまいます。
 


それゆえ、いとも簡単に、
自分たちのキャパを超える住宅ローンを
組んでしまいます。

そして、少しでも目先の返済を少なく
しようと、選ぶべきじゃない住宅ローンを
選んでしまったりします。
 


ご夫婦2人が、
なんの支障もなく働き続けることが
出来るうちは、この予算オーバーも、
それほど大きな問題にはならないかもしれません。
 


しかし、なんらかの事情が起こり、
もしどちらかが働けない状況になってしまったとしたら?

あるいは、なんとか暮らしていけたとしても、
暮らしていくだけでいっぱいいっぱいで、
将来に向けて全く貯蓄していくことが出来ていないとしたら?

決して豊かな暮らしを続けていくことなんて出来ないですよね?
 


ですから、家づくりでは、
まず自分たちに合った資金計画をしっかりと行い、
その予算の中で、今の状況だけを考えるのではなく、
将来のことまで考えた上で、
自分たちが出来る家づくりを行っていただければと思います。

そして、自分たちに合った予算で、
自分たちに合った住宅ローンを組んでいただければと思います。
 


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新築(注文住宅)・リノベーション・リフォームのことなら
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